
はじめて防音工事をする
一挙防音工事
対象になる部屋をまとめて防音化する、いちばん基本の工事です。
工事できる部屋数
- 1人暮らし2部屋
- 2人家族3部屋
- 3人家族4部屋
- 4人以上5部屋
Subsidy for Soundproofing Construction
岩国飛行場周辺の指定区域にお住まいなら、国の「住宅防音工事」で窓・ドア・壁・天井の防音化を原則100%補助で行えます。エアコンや換気扇の設置も工事とセットで補助対象。川元工務店が調査から申請、施工までまるごとサポートします。
住宅防音工事は、岩国飛行場の航空機騒音の影響がある区域(第一種区域)にお住まいの方を対象に、防衛省(中国四国防衛局)が費用を補助して住まいの静音化を行う制度です。
窓を防音サッシに交換し、天井や壁に遮音・吸音材を施工。あわせて必要になる冷暖房機や換気扇などの空調・換気設備の設置まで、まとめて補助の対象になります。対象工事の費用は原則100%補助(自己負担なし)。ご自宅が対象区域かどうかの確認から始めましょう。
くわしい条件
区域の指定は昭和53年12月28日・昭和55年9月10日・昭和57年6月28日・平成4年3月27日の4次にわたって告示されています。どの告示日が基準になるかは区域により異なります。制度拡大により、平成23年9月20日までに建てられた住宅が対象になる場合もあります。
対象区域(75W以上)を含む主な町名
飯田町/昭和町/桂町/元町/日の出町/三笠町/川口町/立石町/麻里布町/山手町/今津町/旭町/川下町/車町/中津町/門前町/尾津町/灘町 ほか、楠町・南岩国町・藤生町・黒磯町・青木町などの一部
※同じ町名でも番地によって対象外の場合があります。最終確認は告示図(縦覧図)で。

はじめて防音工事をする
対象になる部屋をまとめて防音化する、いちばん基本の工事です。
工事できる部屋数

前に一部だけ工事した
昔2部屋までしか防音化しなかったお宅で、残りの部屋を追加で工事します。
例)3人家族で2部屋すでに工事済み → あと2部屋できます(4部屋−2部屋)

廊下や台所も静かにしたい
台所・玄関・廊下・浴室まで含めて、住まいをまるごとひとつの防音空間にします。バリアフリー住宅や、身体障害のある方・要介護の方が住むお宅が対象です。
部屋数は4人以下でも5部屋、5人以上は世帯人数+1部屋。他の工事より広く工事できます。

音がとくに大きい地域
部屋単位ではなく家まるごとを防音化します。世帯人数に関係なく家全体が対象です。
85W以上の区域と、80W以上85W未満の区域が対象(80W区域は平成23年9月20日までに建てられた住宅)。75W以上80W未満でも、鉄筋コンクリート造の集合住宅なら対象になることがあります。
※過去に防音工事をした住宅は、完了から10年以上の経過が条件になる工事があります。
現行の区域に適用される工法は、80W以上が第Ⅰ工法(計画防音量25dB以上)、75W以上80W未満が第Ⅱ工法(同20dB以上)です。計画防音量は500Hzのオクターブバンド中心周波数における総合透過損失を標準としています。
対象工事の自己負担は
0円
費用は全額(10分の10)を国が補助します。
自己負担になるのは、グレードアップ分と限度額を超えた分だけです。
| 工事の内容 | 補助率 | 備考 |
|---|---|---|
| 新規の防音工事 (一挙防音・追加防音・防音区画改善・外郭防音) |
全額(10分の10) | 防衛省の定める工法・限度額の範囲内。グレードアップ分は自己負担 |
| 防音建具の機能復旧 (防音サッシ等の更新) |
全額(10分の10) | 工事完了から10年経過し、機能が低下していること |
| 空調機器の機能復旧 (エアコン等の更新) |
9割(10分の9) | 同上。生活保護受給世帯・中国残留邦人等支援給付受給世帯は全額補助 |
工事費の限度額(令和7年10月1日以降の交付決定分)
| 工事する居室数 | 80W以上の区域 | 75W以上80W未満の区域 |
|---|---|---|
| 1室 | 482万8千円 | 315万6千円 |
| 2室 | 686万9千円 | 419万3千円 |
| 3室 | 884万6千円 | 541万5千円 |
| 4室 | 1,086万1千円 | 643万9千円 |
| 5室以上 | 1,269万2千円 | 742万円 |
防音工事では、窓を入れ替え、壁や天井の中まで手を入れます。
足場を組み、内装をめくる――住まいにとっては何十年に一度の機会です。
補助の範囲を超える部分は自己負担になりますが、そのぶん「せっかくだから」を叶えられます。別々に工事するより、手間も費用も抑えられることがほとんどです。
防音工事との関係は、3つのパターンがあります
窓・ドアなど、もともと国の補助で交換するもの。良いものを選ぶと差額だけのご負担です。
補助の対象外なので費用は全額自己負担。ただし足場・養生・出張費が1回で済みます。
防音工事の補助とは別に、介護保険や国の補助金が使えるものです。


介護がはじまったお家に
夜間の航空機の音は、ご本人の眠りにも、介護するご家族の休息にも響きます。壁や建具に手を入れる防音工事は、バリアフリー化のいちばんの機会です。
商品と費用の目安防音工事との関係を色分けしています
別の制度が使えます
屋内手すりの設置
単独でやると1箇所 数千円〜数万円
介護保険を使うと自己負担1〜3割例: 工事費10万円→1万円(1割の場合)
要介護認定を受けた方が対象。着工前の申請が必須です。
同時施工でおトク
浴室暖房乾燥機の後付け
単独でやると10〜35万円程度
防音工事と一緒なら諸経費を共通化養生・出張費が1回分に
身体障害のある方や要介護の方が住むお宅は、廊下・台所・浴室まで防音化できる「防音区画改善工事」の対象になります(過去に防音工事をした場合は完了から10年経過が条件)。手すりや段差解消には、要介護認定を受けた方なら介護保険の住宅改修費(上限20万円・自己負担1〜3割)が使える場合もあります。申請に必要な理由書の作成など、ケアマネジャーさんとの連携もお任せください。


子育て中のお家に
「飛行機の音で赤ちゃんが起きてしまう」「勉強に集中できない」——子育て世帯にこそ、防音の効果は大きく届きます。
商品と費用の目安防音工事との関係を色分けしています
同時施工でおトク
子ども部屋の間仕切り新設
単独でやると固定壁 8〜25万円/可動式・収納型 8〜50万円
防音工事と一緒なら工事をまとめて一度に壁・配線に手を入れるついでに
同時施工でおトク
壁紙・床材の張り替え
防音工事と一緒なら材料のグレードアップ感覚で要見積り
防音工事で内装に手が入る部屋なら、汚れに強い壁紙・傷に強い床材への変更を気軽に相談できます。
工事できるのは世帯人数+1部屋まで。子ども部屋と寝室、両方を静かにする計画も立てられます。


留守がち・ご高齢のお家に
住宅への侵入の多くは「窓」から。窓とドアをまるごと交換する防音工事は、住まいの防犯性を一段上げるチャンスでもあります。
商品と費用の目安防音工事との関係を色分けしています
防音工事の対象品をグレードアップ
断熱・防犯玄関ドア(ナンバーキー対応)
LIXIL「リシェント」/YKK AP「ドアリモ」など
単独でやると20〜45万円
防音工事と一緒なら差額のみ要見積り
防音ドアの工事は国の補助。ナンバーキーの後付けは単独だと2〜10万円です。
防音工事の対象品をグレードアップ
防犯合わせガラス(CP認定)
単独でやると1窓 3〜12万円
防音工事と一緒なら差額のみ要見積り
防音サッシのガラスを防犯仕様に変えるだけなので、差額負担で済みます。
同時施工でおトク
電動シャッター・面格子
単独でやると電動シャッター 19〜35万円/面格子 6〜10万円台(1窓)
防音工事と一緒なら諸経費を共通化2階は足場も共用
遮音性能など一定の要件を満たせば、指定以外のサッシも使用できます。グレードアップの差額のみ自己負担です。


夏暑く、冬寒いお家に
音を通しにくい窓や壁は、熱も通しにくい。防音と断熱は、実はとても相性のいい組み合わせです。
商品と費用の目安防音工事との関係を色分けしています
防音工事の対象品をグレードアップ
断熱窓への交換(Low-E複層ガラス)
YKK AP「マドリモ」/LIXIL「リプラス」など
単独でやると1窓 10〜30万円
防音工事と一緒なら差額のみ要見積り
防音サッシの工事は国の補助。断熱グレードへの変更ぶんだけ自己負担です。
別の制度が使えます
内窓(二重窓)の設置
LIXIL「インプラス」/YKK AP「プラマードU」など
単独でやると1窓 8〜9万円前後
補助を使うと1窓 2.2〜14万円の補助先進的窓リノベ2026
防音サッシが入る窓との組み合わせは仕様の調整が必要なため要相談。防音工事の対象外の窓におすすめです。
防音サッシだけでも体感は変わりますが、断熱材をあわせて入れると夏冬の快適さがまるで違います。
ほかにも、こんな「ついで」ができます
費用の目安について、念のためのご注意
お金の負担は、こう分かれます
0円国の補助でまかなわれる
自己負担ご希望で追加する部分
お見積りの段階で、どこまでが補助で、どこからがご負担になるのかを分けてご説明します。「ここまでなら出せる」に合わせて内容を調整することもできますので、遠慮なくお伝えください。
防音工事は「一度やったら終わり」ではありません。
取り付けた防音サッシは、10年も使えば開け閉めが重くなったり、隙間ができて音が入りやすくなったりします。エアコンも同じで、効きが落ちてきます。
そんなとき、国の「機能復旧工事」という制度で、もう一度新しくできます。しかも――
10分の10
自己負担なしで新品に。動きが渋くなった窓も、静かでスムーズな建具に戻ります。
10分の9
1割の負担で最新の機種に。生活保護受給世帯・中国残留邦人等支援給付受給世帯は全額補助です。
「そういえば、うちも工事から10年以上たっているかも」――心当たりのある方は、一度ご相談ください。まだ防音化していない部屋があれば、追加防音工事もあわせて検討できます。
郵便番号チェックとあわせて、告示図(縦覧図)で正式に確認します。川元工務店でも確認をお手伝いします。
用紙は岩国防衛事務所や岩国市役所などに備え付けられています(郵送・メールでの提出も可)。この時点では添付書類は不要です。受付は随時・原則先着順ですが、高齢者・乳幼児・障害のある方が住む住宅が優先されます。
順番が来ると交付申込書が郵送されます。登記事項証明書(建物)、世帯全員が記載された住民票などを添えて提出すると、国による現地調査が行われます。世帯人数はこの調査で確認されます。
内定通知の後、交付申請を行い、交付決定を受けます。書類の作成は川元工務店がしっかりサポートします。
交付決定を受けてから、設計事務所・工事業者と契約して着工します。設計と工事はそれぞれ別の会社と契約する必要があります。
完了検査・実績報告ののち、補助金が支払われます。10年後の機能復旧もお任せください。
!ここだけは、ご注意ください
交付決定の前に契約・着工すると、補助金が受けられない場合があります。必ず交付決定をお待ちください。なお国が工事業者を指定・斡旋することはありません。
中国四国防衛局の公表によると、令和8年6月30日現在、岩国飛行場では令和8年5月下旬の希望届受付分まで交付申込書が配布されています。交付決定から工事完了までは4〜5か月ほどが目安です。最新の状況は同局サイトの「交付申込書配布状況」をご確認ください。
正式な区域確認・制度のお問い合わせ先:
岩国防衛事務所(岩国市中津町2-15-7)TEL 0827-21-6195
中国四国防衛局 企画部防音対策課 TEL 082-223-7211
Q
対象工事の補助率は10分の10です。ただし防衛省の定める工法・仕様・限度額を超えるグレードアップ(ハイグレードなサッシ等)を希望される場合、その差額は自己負担になります。
Q
制度で指定される防音サッシのほか、遮音性能など一定の要件を満たせばそれ以外のサッシも使用できます。グレードアップ分の費用は自己負担です。
Q
工事完了から10年以上経過し、機能が低下した防音建具や空調機器は「機能復旧工事」の対象になります(建具は10分の10、空調は10分の9の補助)。まだ防音化していない部屋があれば追加防音工事も検討できます。
Q
対象区域内で条件を満たせば、借家や共同住宅も対象になります。原則として住宅の所有者が申請者となり、引っ越しの際は建物所有者へ義務を引き継ぐ手続きが必要です。まずはご相談ください。
Q
希望届の提出から現地調査・申請書類の作成・施工・完了検査まで、川元工務店が一貫してサポートします。複雑な手続きを一人で抱える必要はありません。
Q
床の張り替えなど、防音工事以外のリフォームを同時に行うことは可能です。ただしその分の費用は自己負担になります。まとめて工事したほうが手間も少なく済みますので、お気軽にご相談ください。
Q
同一の窓・ドアに対して、国の補助制度を重複して受けることはできません。住宅防音工事は国費による制度のため、同じ窓に窓リノベ事業を重ねることは基本的にできません。工事の請負契約が別であれば併用できる場合もあるため、個別に各事務局へご確認ください。
Q
岩国市の通津・長野・由宇町・柱島・端島・黒島にお住まいの場合、山口県の「住宅環境改善支援事業補助金」が使える場合があります(上限30万円)。この制度は防音工事の対象住宅では利用できず、対象区域外の方向けの制度です。窓口は岩国市 基地政策課(0827-29-5024)。
Q
工事完了後、木造住宅で22年、エアコン・換気扇で6年の処分制限期間があります。この期間内に解体したり住宅以外の用途に使う場合は地方防衛局長の承認が必要で、補助金相当額の返納を求められることがあります。売却や、防音区画を崩す増改築の際も所定の手続きが必要です。
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※岩国飛行場周辺では第一種区域の見直しに向けた騒音度調査が進められています。区域や補助対象となる機器の台数が変わる可能性がありますので、最新の情報をご確認ください。